特集 「スピーカー製作日記」 その2 2007.08.04
☆『組立工程編1』
それでは早速組み立てていきましょう!
今回は釘などは一切使用せずに木工用ボンドだけで張り合わせて行きます(強度はこれだけで十分なんです。)
そして1箇所の圧着時間は12時間ほどにしたので、1日に2工程しか作業できません。
強度を出す為には時間も必要です。強度偽装はしたくありませんから・・・
スピーカーの合板カットサービスの会社は、ちゃんとこんな設計図も付けてくれているので
私は、ただこの図面どうりに組んでいくだけです。(見た目は実に簡単!)
まずは、SPユニット裏の補強板を音道のエンドとハタガネで木工用ボンドを塗って圧着します。
(ステレオなので同じ物が2個あります。念のため。)↓
90度を保つ為にこんな(黄色いやつ)物を使用してみましたが、やはりプラスチックの安物はあまり具合が良くありません。
やはり金属製のソコソコ高価な物を使うべきでした。
両サイドをハタガネで挟んでいるのは、板がずれない様にする為です。
この両サイドを側板で挟みこむので、わずかでもズレが有ると隙間だらけの音の道になり
まったくのダメスピーカーになります。(気密性がとても大切です!)
そして、90度も大切です。クランプは頼り無いので、スコヤ(直角定規)で確認しながらクランプを締め上げます。
(アイロンはただの重石です。) ↓そしてここでも左右がずれない様ハタガネで固定します。
ずれを出さないようにする為、ハタガネの数も増えてドンドン複雑になります。
空気室と呼ばれる部分です。いっ、意味・・・・・・・・・知りません!。
ずれない様どんどん複雑に・・・!
底の開口部です。この段々に砂利等を詰めて音を調整します。
フロントバッフルです。スピーカーを取付ける鬼目ナットを、穴を開けて埋め込みます。
音の乱反射を防ぐ為、ユニット裏の一部にブチルゴムを貼り付けます。
良いのかどうかは知りません。単なる私の勘ですのであしからず。
そろそろ長くなってきましたので、次回に
つ づ く ・・・・
材料の貼付け見て頂き有難うございました。地味〜な!工程でしたがページの都合!?もあり、残りの組立工程は次回に御紹介して行きたいと思います!
ここまで、見て頂き有難うございました。次回、「組立完成編?」を御期待下さい!